念願
アギトを見返している。偉大なクウガの成功の後だ、プレッシャーは大きかったろう。ギルス役だった友井雄亮さんはこの年末、純烈として念願だった紅白に出場決定。本当におめでとうございます。
純烈には龍騎にゾルダ役で出ていた小田井さん、クウガのガメゴ役だった酒井さん(この人は戦隊だが、その前にガメゴだったというマニアックさ。ちなみにクウガのメモリアルイベントにも出てた)も居て、もちおとしては応援せざるをえない。
アギトはクウガのシリアス路線、というか世界観を引き継ぎ、けっこう人が死ぬ。初めの、木にめり込んだ死体とかけっこうキツめの描写がある。それでもクウガよりはマイルドなので、バランスを取ったのだろう。
だがライダーのシンプルなカッコよさは高いと思う。というか次の龍騎は14人ライダーですから…もうデザインとか思い切らないと横山三国志ばりに顔がわからなくなっただろうからな。このへんから平成ライダーはデザインで驚かしてくるようになった。その次のファイズは顔にホットプレートがついてるのかと思ったからな。
若手俳優陣の演技がちょっとヤバい…そういう事を考えだしたのもアギトからだ。考えたらクウガのオダギリジョーがうますぎたのだ。ギルスと、あとはG3役の要潤さんはともかく、アギト役の賀集利樹さん、なんか最後まであんまり変わらなかった記憶が…
とにかく、この頃にはすでに仮面ライダーの若手俳優登竜門としての枠は確立されていたのだろう。当時のもちおにそんな感覚はなかったがな。しかし、演じた若手俳優の全てが成功するとは限らない。
それでも主役で引退した人はまだいない。いない…が…アギトはヤバくないか…頼むよ、頑張ってほしい。撮影中にお父様が亡くなり、神道など学んだと聞いているが…またテレビで見たいな。つまり、もちおはジオウに期待しているのだ。
成功して売れっ子になった人は、まあなんというか、もういいじゃないか。それぞれの分野で活躍はしているのだが、テレビでなかなか見れない人を見たい。半田健人さんは凄いカッコよくなっていたじゃないか。
だから頼みます、東映さん。それがもちおの今の願いだ。