愛情

正直に言おう。なかなかジオウに興味を持ち続けるのが難しい。


もとより子供向けコンテンツなので仕方ないのだが、平成1作目、2作目を続けて見返していたせいもあるだろう。あまりのギャップに閉口する。


まあ昔は良かった、みたいな事を言い続けるのはゴメンなので、良いところを探せばいろいろある。


まずあのジクウドライバーはいいデザインだ。クルンと回るギミックは、今までありそうで無かったものだ。クウガのアークルはシンプルで、オモチャ販売の時はLEDが普及していなかったため、赤以外はムギ球で光らせていたらしい。そこから考えればすごい進化だ。


またツクヨミ、ウール、オーラが可愛い。ウォズは要潤以来のイケメンヒットを予感させる。ジオウとゲイツはまあ今後に期待。キャストに不満など無い。


バトルはCGバリバリだが、及第点と言える。敵であるアナザーライダーは、さすがにこれまでのライダーがモチーフとあって、どれもインパクトがある。


このようにすぐにいい所は出てくる。しかしやはり、脚本だろう…今までより大変なのは素人でも理解できるのだが、どうかうまくつなげて…あとドラマ的にかなりチープな箇所があり、ウィザード以来の歯ぎしり感。


だが、見る。みんな必死で作っているはずだ。ライダーファンとして、今作はきっちり受け取っておかないといけない気がして…そんな義理は無いのかもしれんが。もう恥も何も無く、もちおは仮面ライダーを愛している。冬の映画も見に行く。だから頑張って!