無駄

まだだいぶ早いのだが、お客様とお話していて、おせち料理が食べたくなった。黒豆が好きでなあ…と言ってここ何年も食べていないのだがな。


最近は黒豆単体でコンビニでも売っていたりして、季節感はあまり無い。まあなあ。でもあれを上手く煮るのは難しいんだよ。


結婚したら、おせち食べれようになるかなあ…ダメだろうな。お互い忙しいから。年末年始は特に。買えば食べられるが、まあそれは別に…


お客様は毎年、いいお酒を買って家族でおせちとの事。羨ましい。そんでお笑いの番組でなぞ見るのであろう。ではそんな正月にふさわしいレトロゲームの紹介だ。またもや無理矢理ですまん。


正月といえばそうコレ!!


ゼルダの伝説 神々のトライフォース」!


どこが正月やねん!しかも何年前やねん!という感覚の人は、幸せに家族と桃鉄でもやればよかろう。このスーパーファミコンゼル伝こそ真の漢のゲーム。もちろん一人プレイ。ゼルダはこれ以降のタイトルもプレイしているが、これがやっぱりシンプルで面白い。


草を刈るのがな…なんかクセになるのな…


シンプルとは書いたが、それでも当時は広大(に思えた)なマップと、自由度に感動したものだ。表世界と裏世界の概念があり、中盤でそれが自由に行き来できるようになると、面白さと深みが一気に増す。隠しアイテムの魔法の強さにも感動。


だがやはり草だ。草刈りはあのゲームの面白さの2割を占めている。サクっていうあれ。クリアしたけど、そんなやってねーよという貴方…魚の食べ方が汚い、みたいな感じだ。


エリアで言うと、東の神殿に向かう途中の草原やな。あの一面の草を刈りまくる…丁寧に

刈って、刈って、画面一面刈りつくした後、画面を移動。すぐにまた戻ってみると…


草、また生え揃っとるからね。


あんなに人生を無駄にできる時間を知らない。書いてて思ったが、いっとき流行った「無限プチプチ」に近いんではないか。たまらんな。


とにかくあの楽しさに気づいてこそゲーマーよ…というか、草の中にはいろんなアイテムや金、罠や敵などが隠れていて、ちゃんと制作側もそうした楽しみにオマケを入れてくれている。そういう姿勢が好きだ。


未プレイの貴方はぜひプレイ。人生って、無駄があったっていいんだ…というスチャラカな悟りを開けるであろう。責任は持たぬ。