蟹座

こんぬつは。


ちょっと変えた。はじめてすぐゲドリアンの事を書き殴るとは、我ながらマニアックというのか、ちょっとげっそりする。しかしネットで少し検索をかけてみると、けっこうその散りざま含め色々な記事が出てきて、なかなか懐かしく、楽しかった。画像が貼れるようになったら、いろいろ貼っておこう。


ライダーシリーズで好きな悪役、ランキングすればゲドリアンはトップに来てしまうのだが、同じRXのボスガンやガテゾーン、ジャーク将軍、もっと言うとシャドームーンなんかも次々ランクインしてくる。なので彼らに関してはまた後々個別に書くとして、平成ライダーからこいつは!と思う悪役を紹介したい。誰かからの需要?知らぬ。


仮面ライダーフォーゼより


キャンサーゾディアーツ!!


どいーん。ここも後々、画像載っけようねい…。知らんわ!という人も多かろうが、そんな人はそもそもこのブログなぞ見まい。フォーゼはキャストが次々と不幸に見舞われる、いわば呪いの作品として有名になってしまった。主演の福士蒼汰さんと、2号ライダーの吉沢亮さんはすごい、売れてるけどね…だが他にもいい、不幸に見舞われてない、魅せる役者さんは沢山いる。こいつも中の人がうまかった。


フォーゼの悪役は星座をモチーフにした怪人達で、12星座の怪人がいわゆる幹部ポジション。12人の中にはラスボスや、序盤から出突っ張りな腹心の幹部もいれば、最後の方にちょっと出てすぐやられるキャラもいて、その扱いは決して平等ではない。


そんな中で蟹座は中盤からの登場だった。フォーゼの設定はなかなか面白く、最初は12星座ではない怪人なのだが、素質のある者のみが突然進化を果たして12星座の怪人になる。こぐま座→さそり座などがそうだった。


で、蟹座は最初、ペガサス座の怪人だった。


ペガサスから蟹って、それどんな降格…と、聖闘士星矢好きなもちおは思った。デスマスクよろしくすぐにボコボコにされて退場するのでは…と。しかしこの蟹はなかなか強く、フォーゼも2号ライダーのメテオも完全に翻弄していた。


また中の人は落研の部長という設定で、大喜利や謎かけを仕掛けてくる。そのふざけたような、つかみどころの無いキャラクターは非常に新鮮で、皆すぐにこのキャラが好きになったと思う。


もちおの大好きな、敵幹部同士の軋轢要素も含んでいて、天野浩成さん演じる天秤座と面白い衝突を度々見せてくれた。


最期はメテオの強化イベントの犠牲になり、巨大蟹に変身したものの、オモチャ感溢れるベーゴマにバラバラにされたあげく、前述した天秤座の策略で別次元に飛ばされてしまったが、物語全体の盛り上がりに大きく貢献した。蟹が食べたくなった。


せっかくこのように怪人を紹介するのだから、印象深い最期のセリフでブログを終えたい。画像は後々。


キャンサーゾディアーツ

「俺がやられるとかけて、真っ黒な犬と解く。その心は…そりゃ、面白くない(尾も白くない)」